InBody測定とは?
機械に乗るだけで体重、BMIはもちろん筋肉量や体脂肪量を測定できる体成分分析装置です。
正しく健康を評価するには体成分を正確に評価する必要があり、体重やBMIだけに頼ることには限界があります。
インボディの体成分分析装置InBodyは、正確且つ簡単に ”See what you’re made of” を可能にします。
ファイティングロード(FIGHTING ROAD)東京店に導入している「体成分分析装置InBody」は、
体を構成する基本成分である筋肉量・タンパク質・ミネラル・体脂肪を定量的に分析します。
InBodyを使用する目的
InBodyでは、栄養状態をはじめ、身体にむくみがおきていないか、
筋肉がバランスよく発達しているかなど、詳細な分析を行うことができます。
FIGHTING ROAD 東京店では、お客様のご希望があればこの測定結果に基づいて
おすすめのトレーニング方法やそれにあったトレーニング機器のご紹介をさせていただきます。
精密な測定を可能にする技術
InBodyは、主に次の4つの技術を使用することによって、高い精度の測定を実施します。
部位別直接インピーダンス測定
多周波数測定
8点接触型電極
統計補正の排除
生体電気インピーダンス分析法
生体電気インピーダンス分析法は、水分を多く含む筋肉組織には電気が流れやすく、
水分をほとんど含まない脂肪組織には電気が流れない仕組みを利用する測定方法です。
インピーダンスは体水分に対する抵抗を表すので、水分量によってインピーダンス値が異なります。
インピーダンスをさらに理解するには、レジスタンスとリアクタンスの概念を把握し、
インピーダンスを計算する方法を理解することが重要になります。
レジスタンスの概念
レジスタンスを理解するために、川の流れを想像してください。電流の流れと川の流れは性質が似ています。川幅が狭く長い川は水が流れにくいですが、川幅が広く短い川は水の流れがスムーズになります。つまり、人体に電流が流れるときも川の流れと同様で、細く長い箇所の電流は流れにくく、太く短い箇所の電流は流れやすいです。電気抵抗は電流の流れにくさを意味するので、細く長い四肢では抵抗が大きく、太く短い体幹では抵抗が小さくなり、抵抗値が異なります。
リアクタンスの概念
体内で細胞外水分に沿って流れてきた交流電流が細胞膜に出会うと、細胞内水分に電流が流れるためには細胞膜を通過する必要があります。電流が細胞膜を通過すると、細胞膜で電流を邪魔する電気抵抗(リアクタンス)が発生し、この抵抗は電流が細胞内水分と細胞外水分に沿って流れる際に発生する電気抵抗(レジスタンス)とは区分されます。リアクタンスは細胞がエネルギーを貯蔵する能力を表し、細胞膜の完成度・細胞の構造的な安定性を反映すると言われています。
インピーダンスの概念
インピーダンスは、レジスタンスとリアクタンスのベクトルの和であり、交流電流の流れを邪魔する全ての要素の総称です。レジスタンスとリアクタンスとは三角関数の関係を持つので、インピーダンスとリアクタンスが分かればインピーダンスの角度が計算できます。この角度を位相角(Phase angle)と言い、細胞膜の完成度及び細胞内・外水分の均衡度を評価する指標として使用されます。
InBody技術の信頼性
BIA法における統計補正とは、インピータンス・身長・体重の実測値だけでなく、
特定人種で表れる体成分の傾向を、体成分を算出する公式に予め組み込むことであります。
統計補正が入ると、測定時に入力する年齢・性別・人種などの情報によっても体成分が変わるため、
BIAが不正確と言われてきた原因として指摘されてきました。
しかし、InBodyは統計補正を一切使用しないので、
性別・年齢に関わらず同じ体成分を持つ人ならどの国で測定しても、同じ体成分が算出されます。
客観的に数多く検証されている精度
体成分測定のGold Standardとしては、DEXA(筋肉量・部位別筋肉量・体脂肪量)・水中体重法(除脂肪量・体脂肪量)・重水希釈法(体水分量)・臭化ナトリウム希釈法(細胞外水分量)などがあります。このような方法とInBodyは、様々な人種の健常者・疾患者・アスリート・高齢者・小児などを対象に第三者によって検証され、その結果が40件以上の国際論文として発表されています。これらの論文を通じ、InBodyは被験者に関係なく一貫して高い精度を持つことが確認できます。
世界各地から論文として
共有される活用事例
InBodyは様々な条件で長年にかけて精度が検証されてきた結果、今は医療診断・臨床研究・治験などの様々な分野で活用されています。また、高い信頼性を背景に得られた成果は、世界中に論文として公表されています。学術誌や学会誌で正式発表された活用事例は、常に学術専門チームが調べ、InBodyの更なる活用に向けてのレファランスとしてオン・オフラインで提供します。
測定方法
機械の足元の電極にかかとを合わせて立ち、体重を測定後、手電極を軽く握り腕を伸ばした状態で計測をします。
いつも通りの服装で測定は可能です。

結果用紙をもとに今のご自身の身体の状態を見ることができます。
測定をすることによってどういった運動が必要か、栄養素は不足していないか、運動の効果などを見ることができ、より効率的に目標に近づくことができます。

測定を機に新たに目標設定してみてはいかがですか?
また身体の変化や運動の効果を実感いただくために定期的に測定することをお勧めします。
機械の足元の電極にかかとを合わせて立ち、体重を測定後、手電極を軽く握り腕を伸ばした状態で計測をします。
いつも通りの服装で測定は可能です。

結果用紙をもとに今のご自身の身体の状態を見ることができます。
測定をすることによってどういった運動が必要か、栄養素は不足していないか、運動の効果などを見ることができ、より効率的に目標に近づくことができます。
測定を機に新たに目標設定してみてはいかがですか?
また身体の変化や運動の効果を実感いただくために定期的に測定することをお勧めします。
【ご注意事項】
※ペースメーカーをご使用の方は測定できません。